"一歩ふみだせば、次もふみだせるのさぁ。" 

クマのプーさんも冬眠からさめ、野山をかけ回り、たわむれる今日この頃、もうクマのプーさんにはお会いになられましたか?私はまだです。皆さんもきっとまだでしょう。プーさ〜ん。

 と、冗談はこの辺にいたしまして、この場をおかりして自立生活センター設立を皆様に呼びかけさせていただきたいと思います。私たちはここつくばやその周辺で、多くの人の介助をえながら、自分の住みたいところ、家族や仲間のいるところで生活を営む障害者とその支援者です。皆様もご存じのとおり、障害者が地域生活をすることは決して簡単なことではありません。介助のこと、教育のこと、仕事のこと、交通のこと、性のこと、住宅のこと、全てが重大な問題です。しかし、さまざまな問題が山のようにある地域の中ででも家族や仲間、愛しい人と一緒にいること、ときに大わらいし、ときに大げんかし、かなしみ、大さわぎをし、大めいわくをかけながら生活することを、喜びとし、幸せとし、このいとなみをやめるわけにはいきません。そして、誰にもこの営みを阻むこと、禁止することはできません。

 これまで私たち障害者のことは、いわゆる専門家と呼ばれる人々によって決められてきました。その中には、決して私たちが望んでいない「施設生活」など多くのことがありました。このような状況に「NO」「いやだ」という障害者のこころみが始まり、「自分たちのことは自分たちできめる。自分たちのことは自分たちが一番よく知っている」を合い言葉に各地に障害者による障害者のための支援組織ができあがってきました。自立生活センターもそのような考えの上にたっています。私たちはここつくばにも自立生活センターをつくり、障害者が普通に家族や仲間とくらせる、誰もが安心してくらせる街作りのため活動したいと考えています。

 そしてその完了形は、街のあちこちで車椅子・乳母車・自転車・下駄・盲導犬、さまざまな足音が混じり合う、さまざまな人々が行き交う、「まだ誰にも想像つかない普通の風景」です。この思いに賛同される、同じことを考えている障害者・非障害者の皆さん、是非準備会に参加して下さい。お待ちしています。

 ・第一回自立生活センター設立準備会

呼びかけ人/団体:
斉藤新吾 櫻井憲子 宮本早苗 沼尻かつえ 松岡功二 小林弘実 障害者の自立生活を実現する会 

問い合わせ先 斉藤新吾 tel/fax 0298-52-7784




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このページは2000年5月16日に初めて公開しました。