第二回 CIL設立準備会報告
すっかり、のろけさせていただきました。

 去る6月10日(土)に第二回障害者自立センター設立準備会が開催されました。関東地方は前日に梅雨入り、天候が心配されましたが、当日は曇りはしたものの雨の降ることはなく、会は多数の参加者のもと賑やかに行われました。

 会の冒頭、呼びかけ人代表者によるあいさつ、参加者全員の自己紹介が行われ、続いて、改めて自立生活や自立生活センターについて、より詳しく報告していただきました。

 自立生活については、「自立とは施設などで暮らすのではなく、地域の中で多くの人々の介助を得ながら、自分の意思で決定し生活をしていくことである。つくば市周辺では90年代くらいから24時間介助が必要な重度身障者が10名程度自立生活を営んでいるようである。自立生活をするきっかけは、施設生活への不満や家族による介助の限界など様々であるが、皆、自らが大学・コンビニ・公共施設などでビラを貼ったり配ったりしながら集めたボランティアに支えられ生活している。月に必要な介助時間700時間の内、500時間はボランティアによる介助・100時間は公的介助・残りの100時間は介助者がいない状態である。慢性的な介助者不足・介助者やヘルパーとのトラブル・行政に対する公的介助保証の交渉などの問題を抱えながらも、一般の人と同じく楽しいこと嬉しいこと悲しいこと辛いことのある『普通の生活』をしている。」ということでした。

 自立センターについては、

という説明をしていただきました。

 続いて、さらに自立生活への理解を深めようということで、10年ほど前、やはり障害を持ったご主人と結婚され、お二人で地元地域の中で自立生活をされているNさんのお話を伺いました。

 Nさんは自立生活について「二人で生活していく上で煩わしいこともあるが、それ以上にそばにいてくれる人がいるということが嬉しい」と、おのろけを交えながら話して下さいました(どうもごちそうさまでした)。
 また、恋人の作り方も教えていただきました。Nさん曰く「いい人を見つけたら、それ以上高望みをしないこと。そして、その人が交際を申し込んでくれるようにがんばっちゃう!」ことだそうです(独身の皆さん、良く心しておきましょうね)。
 ご主人も話をしてくれました。「自立する上でセンターで情報やアドバイスを受けることも大切だが、それ以上に、自分で自立しようという強い意志が大切である。自分で苦しんで大変な思いをしていくなかで自立ができるんだ。」というお話はとても印象的でした。

 その後、今後の準備会活動の活動目的・形式、つまり活動方針について話し合われました。準備会の活動目的としては、

活動形式としては、

設立趣意書/名称/規約/所在地/代表者/役員/事務局員会費/活動方針/活動計画/予算書/特に方針は当面の目標と内容/行政との関係/対象と範囲など

が準備会参加者の間で協議され、確認されました。今後はこの活動方針に乗っ取り準備会が運営されていきます。少しずつではありますが、船出へ向かって歩みだしてる感じがしてきましたね。しかし、準備会の正式名称って決まってないよな?ま、何はともあれ、ごちそうさまでした、Nさん。

第2回設立準備会に参加して A.Y

 障害者の自立生活を実現する会主催の市民自主企画講座に参加して是非この自立センターの設立に参加したいと思っていた私は、残念ながら第1回設立準備会には体調を崩し参加できませんでしたが、今回の第2回設立準備会に参加できて大変勉強になりました。
 私は一昨年から、7年前に発祥した閉塞性呼吸器疾患の悪化に伴い使用した薬の副作用で、車椅子の生活を余儀なくされました。
 私は昔から社会福祉の仕事に興味があったのですが、突然の車椅子の生活に、かなりの戸惑いを感じていました。しかも私の障害は稀少症例のために治るのか治らないのかがわからず、国や県・市からの福祉援助を受けられることが難しいのが現状です。
 今年大学受験を控えている今、自立ということに大変興味を感じ、また不安も感じていました。
 しかし自立生活センターの設立目的でもある、無償だけではなく有償の介助を行い、公的機関からの一方的な介助ではなく、あくまで利用者である障害者が主体であり障害の種別を問わず、それぞれの障害者のニーズに合った介助を支援するという事業に大変興味を持ちました。今回その設立準備に参加できることができ本当に良かったです。
 つくば市は福祉都市宣言をしているそうですが、必ずしも障害者が住み易いとは言いにくいのが現状です。
今回の準備会では、資金面などの設立に向けての具体的な話などもあり、着実に歩みを進めているように感じました。これからもこの準備会に参加したいと思います。




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このページは2000年9月5日に初めて公開しました。