2003年6月 学習会報告 
文責 細田 (「七色の風Vol.38」より)

水戸事件

 毎年一回は「水戸事件」について学習会を行うようにしています。「水戸事件」が発覚してから8年が経ち、事件当初はテレビや新聞にも報道されていましたし、「聖者の行進」というテレビドラマのモデルにもなるほどでしたが、今は民事裁判で被告の赤須が証人に立っても、報道席は二・三人が埋めるくらいです。物論、マスコミが取り上げればいいという事ではありませんが(興味本意だけで載せたりするところもあるでしょうし)、やはり二度とこのような事件を起こしてはならないし、起こさせてはならないのであれば、事件を風化させないためにその責務をマスコミは負うべきだし、それがマスコミの仕事であると思うのです。(と、マスコミ批判をやるのではなかった)で、私は「水戸事件」の民事傍聴、生きる場の交流会の参加などで、事件の被害者と係ってきて、やはりまわりの人たちに知ってほしい、考えてもらいたいと思い、力不足ながら学習会を行ってきました。

今回は「水戸事件」とはどういったものか、その実態、事件を作り出したもの、責任についてひととおり説明をし、その後何故このような事件が起こったと思うか、なかなか表面化しなかったのはなぜか、この事件は氷山の一角であるが、今後こういった事件を起こさないためにはどうしたらよいかなどを話し合ってもらいました。

出た意見をまとめてみますと

というようなことでした。

 最後にというところでも述べたのですが、この事件は被害者たちが生きていく場所がない、理解されない、そういう社会が生み出したものでもあるといえるのです。では、その社会をどう変えていくのか変えていかなければならないのか、大変難しい事かもしれませんが、話し合いの中で、「実現する会のやっていること、障害者が地域で当たり前に生きていくそのことの中に社会を変えていく力があるのではないか」というような意見が出されました。私達が何故障害者が地域で生きていく事に係っているのか、その事を考え行動することによって意識改革、ひいては社会を変えることにつながってゆくのではないでしょうか。その一歩として水戸事件の集まる会では、月一回交流会を行っています。時間のある方はぜひご参加ください。


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このページは2003年11月4日に作成しました。